おはようございます。
今日は普段の施術での気づきのお話です。
いつも施術をして思うのは、
痛みが無くなったので、
症状が出なくなった
。
と考える方がとにかく、多い！！！
と言う事です。
痛みは、症状、、、つまりは・・・
結果なので、
原因ではありません
。
逆に考えると、原因があるから症状が出続けます。
多くの場合は、痛みは体からの信号（訴え）です。
つまり、信号の本当の意味を知らないと、
痛みが無くなることはありません
。
その意味を探していくのが、施術と言う事になります。
体から脳へ送られる信号には、
色んな意味があります。
過食や変食によって、内臓が疲れている。
栄養や水分が体に不足している
。
いつも行う動作に変な癖がある
。
いつも一定の関節や筋肉にばかり負担をかけている
。
などなどがあるのですが、、、、、
今日、問題にしたいのは、
全身の筋力が、あるいは一部の筋力が
弱ってしまっている場合です。
この状態だと、
施術で、体の歪みや、神経や血管の流れを
良い状態にはなるのですが、、、、
２、３日すると症状が再燃する😥。
と言う事が良く起こります。
どうしてそうなるのか？
代表例は、
ご高齢の方で、ベッドに寝たきりだったりする方は
寝たきりで、運動する事が行われず、筋力が弱ります。
専門用語で、廃陽性（＝ハイヨウセイ）症候群と言います。
これは、簡単に言うと、
筋肉を使わない生活を送っていると、
筋力が弱くなる！！！
と言う事です。
つまり、常に筋肉にはある程度、使うと言う刺激が
無ければ、弱くなっていきます。
話を戻します。
ですが、当院には歩いて来られる方が
ほとんどなので、寝たきりのような方は
滅多にいません（たまに車椅子の方もいますが・・・）。
では、どういった風に、筋力が弱った状態に
なるのか？
実は、、、、最初にあった、
一部の筋力が弱った状態。
こういった状態の方が１番多いです。
例えば、普段から、右足にばかり荷重をかけて、
仕事をする人は、左半身の力が弱ります。
前屈みでばかりの姿勢や動作が多いと、
背筋はたくましくなりますが、、、、
お腹の筋力が
弱ってくることになります。
ですので、その場合は、癖を直しても
すぐには症状が改善しない！！
と言うことは、、、、
この弱った筋力を強くしなくてはいけません！！！
あるいは、その姿勢や動作自体を避ければ、
痛みがこない状態にはなるかもしれませんが、
それでは、仕事や日常生活がなりたちません。
そうです。
その姿勢や動作とは
付き合っていかなくてはいけません。
そう考えると、
付き合い方を考え、
工夫をしないといけません。
そこで、当院のオステオパシーの出番です。
丁寧な問診から、普段の仕事の
不可となっている動作や癖を想像し、
体の状態を検査することで、
それらを確定します。
もちろん、体の歪みを並行して
改善していきますが、
それだけでは、症状の再燃・再発は
防げませんので、、、
トレーニングが必要になります！！！
そして、、、、
この時のトレーニングは、
より、パーソナルな物が好ましいです。
何故なら、同じ仕事や動作を行っていても、
癖や体の歪みが異なるから！！
あなたの行っているトレーニングは
本当にあなたにあっていますか？
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【 院 長 】 平生 智昭
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