首が回りません → 肋骨です

 

おはようございます。

 

今日は臨床報告です。

 

症例 30代 女性

 

職業 デスクワーク

 

8時間、1時間の休みを挟んで、

 

座りっぱなしで、パソコン画面👀を見つめっぱなし・・・

 

 

・・・とのことです。

 

僕には、真似できませんね😑

 

もちろん、得意👍不得意😭

 

あるのでしょうが・・・

 

その激務に耐えられ、正確なキーパンチが

 

行える・・・素晴らしい能力だと思います😆

 

ですが・・・やはり、動きの少ない状態での

 

作業というとは、体へのダメージも多いです。

 

臨床症状

 

頸部の痛み(伸展で痛み)、両肩のこり、

 

左手の痺れ(疲れが溜まると生じる)

 

痺れはここ2週間、

 

徐々に悪化している気がするとのこと。

 

理学所見

 

頸部 関節可動域

 

屈曲 60°    伸展 10°・・・🤪

 

左右回旋は30°程度・・・とてもタイトです。

 

左回旋で、左手に少し違和感(痺れまでは無い様子)。

 

仕事上での姿勢や過ごし方を対処しなくては、

 

いけない気もしますが・・・・

 

まずは、構造が戻っていないといけません😬

 

早速、張力バランスとモーションテスト、

 

ひっかかったのは、肋骨です🧐

 

 

この部分です。

 

肋骨というと、肺や、心臓を守るためのもの。

 

という認識が多いのですが、、、、

 

実は、首の可動性に、

 

そして、自律神経にすごく影響力を持っています🧐

 

さらに触診をすすめていくと、

 

右第2肋骨頭関節に引っかかります。

 

肋骨頭関節はこちらの図から、

 

 

プロメテウス解剖学、

 

いい本です。ぜひ、書いましょう!!!

 

この図にあるように、肋骨は背骨との間に、

 

2つの関節で連結しています🧐

 

肋横突関節と肋骨頭関節です。

 

どうやって見分けるのか?

 

触診した状態で、肋骨と、背骨を動かします。

 

そうすると、どちらの関節に問題が生じているのか?

 

それが分かるのです。

 

わかれば、あとはこの関節をどのように治療するのか?

 

実は、治療も結構難しいのです😟

 

特に前方肋骨と呼ばれる椎体前方に

 

肋骨頭がずれていた場合です😵

 

この患者さんもそんな状態でした・・・

 

ですが、コツがあるのです。

 

治療を終えると、、、、

 

可動域や痛みはほぼ、消失していました。

 

あとは、四肢の骨端線と心臓弁、

 

これで、残った症状は改善しました。

 

最後に、仕事上での負担になりそうな

 

動作や姿勢をアドバイスさせていただき、

 

 

終了しました。

 

首だからといって、

 

肩こりがあるからといって、

 

首、肩とは限りません😖

 

気になった方は、、、、

 


 

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