おはようございます。
今日は臨床報告✍になります。
このところ、3名立て続けに、野球を競技として
行っている方々(部活ですが、年齢がいずれも異なります。)
が来院されました。
そして、いずれも投球動作に伴って、
肩や肘に痛み⚡⚡⚡が生じる。
と言う症状です。
いずれの方も、整形外科にて、
肩関節の肩板炎、肘関節周囲炎(野球肘)との診断でした。
通常この場合は、炎症とついていますので、
炎症の4兆候
熱感、疼痛、腫脹、機能障害
が生じているはずですが・・・
熱感🔥と腫脹がありません🙄?
となってくると、炎症とは・・・・
話を戻しまして・・・
痛くなり始めたのは?
ここ1ヶ月とのこと。
急激に進行した訳ではなく、徐々に
ここから、外傷性に靭帯や筋肉💪を痛めた⚡⚡
とも言えないようです。
ですが!!!
いずれも機能障害がありました。
機能障害とは、正常な可動範囲を有していなかったり、
筋肉に力が入りづらくなっていたりすることです。
いずれの症例も肩関節の正常可動域を逸脱しています🧐。
そして、まずは理学初見を見ていきます。
そうすると、
股関節の可動域制限と、お尻の筋肉(大臀筋)と、
腰の筋肉(大腰筋)の筋力低下がありました。
ここから、オステオパシーの膜組織の評価をして、
体の歪みを見ます。
これは、三者とも異なりましたが、その歪みを
とると、可動域の改善が大きく見られました🌟。
続いて、筋肉へのアプローチです。
大腰筋は体の軸を作り、重心をコントロールする筋肉💪
大臀筋は体を前に押し出す。推進力を得るための筋肉💪
いずれの筋肉💪もとても大切です。
と言うことは、
投球モーションい伴って、
この筋力が弱い😰。
動作時に使えていない😱と、
股関節が可動しませんので、
骨盤や胸郭の回旋が生じにくくなります。
そうすると、肩甲骨の可動が少ない状態で、
肩を回すことになります。
結果、、、肩を無理に回すことになります。
肩周りの筋肉は疲労が増加するに加え、
通常の投球よりも大きな張力がかかります。
肘にかかるモーメントも増加するので、
痛めるわけです🧐。
これは、しばらく安静だけで改善すると思っている方、
どうかしてますよ😔
あっという間に再発です💀
ですので、この点を指摘して、
能力を上げないと症状は変わらないと説明しました。
さぁ。これで実践していただければ、
変わるのですが、、、
期待しながら、結果を待つことにしましょう。
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【 院 長 】 平生 智昭
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