おはようございます。
今日は症例報告です。
症例は
70代 男性
主訴:右肘の痛み
痛み:肘の伸展動作、前腕の回内・外動作で誘発
安静時痛は日ない変動あり・・・・
無い時もある🤔。
👆これが重要です。
日々、ゴルフの練習をしていて、
痛みが気になっていた。
とのことです。
では、早速、検査をしていきます🧐。
立位検査から・・・・
立位アライメント・・・・正常???
そうです。正常です🤔。
ただし、右肩の他動的外転可動域に
制限が生じています。
そして、ベッド上では、アライメントの異常が
出てきました🧐。
胸郭、体幹、骨盤それぞれのラインが
右回旋しています。・・・・これは・・・
右回旋はしていますが、脚長差は生じていません。
という事は、怪しいのは内臓や胸郭部分です。
触診(=傾聴=オステオパシーでは
触診のやり方の1つに傾聴と言うものがあります。)
やストレステストを行うと、
心臓、そして、肝臓が引っかかりました。
そこで、心臓をしようと思いましたが、
解剖学を思い出し、心横隔膜靭帯、
プロメテウス 胸郭、腹部内臓臓器編から
いい本です。買いましょう!!!
この本では、横隔膜筋膜となっています。
加えて、
肝冠状間膜を再検査・・・
こちらですね。
この部分の動きが無い😱!!!
加えて、肝臓循環が悪そうです。
ツボの反応と抑制バランス検査で
まずは肝静脈のリリースを行い、
肝臓の能力を高めます。
続いて、心臓との張力を調整するため、
心横隔膜靭帯を施術します。
すると、骨盤の回旋がかなり弱くなりました。
さらに脚長差が出てきました🤪。
これは、一見すると悪くなったように感じるでしょうが、
元々の制限が表面に出てきたと言うだけですので、
この脚長差の原因を次は施術するわけです。
検査を進めると、
左足の足根骨にありそうです。
ここを施術すると、脚長差は消失しました。
ただし、まだ骨盤の回旋は残存しています😖。
これは頭の方にありそう。
最後に頭のある部分を施術しました。
最後に再検査を行うと、、、
症状は無くなりました。
患者さんも驚いた様子でした。
改めて、オステオパシーの検査と施術
その基盤となる考え方(哲学)の重要性を
再認識しました。
ぜひ、体験したい方は、
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【 院 長 】 平生 智昭
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