おはようございます。
今日は、当院に来院されている方も
多く使用していらっしゃったお薬についてです🧐。
その代表格がステロイド剤ですね。
ステロイド剤 を、病気治療に使い続けてはいけません🧐。
これは基本です。
何故なら、
故・安保徹先生はこう述べています。
消炎鎮痛剤よりさらに 血流を止める力、
消炎作用 が強いのが ステロイド剤 。
実は、ステロイド剤の組成は
コレステロールと同じものらしいのです。
コレステロールは、血管の内側に付着し、蓄積してくると、
酸化コレステロールに変化し、動脈硬化の原因になります。
ただし、酸化する前の新鮮なコレステロールは、
ホルモンや細胞の膜をつくる材料として、欠かせない脂質です。
ここの部分は、普段摂取している脂質で
全く異なる結果となりそうなのがわかります。
加えて、ステロイド剤を使用し続けると、
体に蓄積され、酸化コレステロールに変化するのです。
そうなると、組織が酸化してしまい、
組織破壊が進行して悪化の一途をたどります。
また、ステロイド剤の常用は、以下の副作用が
あると考えられています。
頻脈、不安感が増す。
血糖値が上がり糖尿病のリスクが高まる。
組織破壊が進むと、体のあちこちに痛みが生じます。
(→痛み止めの目的のはずが。。。。本末転倒ですね😩)
そのたびに降圧剤、精神安定剤、
経口糖尿薬、消炎鎮痛剤が加わり、
投薬スパイラルから逃れられなくなります。
そして、一見すると悪いと思えるような
アレルギー反応は、抗原や汚染物質を
体外に排泄するために、
体が必要にせまられて起こしている反応です。
発熱、炎症、かゆみ、発疹など、
さまざまな不快症状が現れますが、
目的は血流をふやし、
有害物質を排泄することにあります🧐。
膠原病では、リンパ球とウィルスが闘い、
破壊された組織を修復するために、
炎症を「わざと」起こします🧐。
リンパ球による炎症反応は
つらい症状となって現れますが、
そこを通り抜けないと体の治癒反応は生じません。
この反応をステロイド剤で止めると、
慢性化し、半年、1年とステロイド剤を続けることになります。
そして、見過ごせないのが、
筋力低下です。
この副作用は本当に怖いです。
リハビリテーションで筋力の増強を行っている
一方で、ステロイドが処方されている。
目的にあっていないように感じるのですが。。。
少なくとも、1年以上、ステロイドが続いている方は、
検討した方がいいかもしれません。
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【 院 長 】 平生 智昭
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