おはようございます。
前回に続いて、METの復習です。
前回の記事は
https://life-osteo.jp/blog/1325/
またまた、治療家向けですので、ご了承ください。
前回に続いて、METですが、
今日は禁忌についてお話しします。
以下の方や状態の方にはMETは基本的には
行う事は避けるように言われています。
1:重度の関節不安定症
関節リウマチ、ダウン症など
この他、関節のルーズ感が強い方などです。
ただし、そこの関節がルーズという事は、
離れた場所で、物凄く、硬くなっている場所があるという事です。
その硬い部位に対して、行うのは問題ありません。
逆に考えると、そこを探せないといけないという事です。
2:重度の骨粗しょう症
3:急性の痛み、関節炎のある部位
これも1と同様の考え方で、この炎症が引かない原因を
先に考えた方がいいです。
多くは離れた部位に原因がある事が多いです。
例えば、リンパ還流や静脈還流、呼吸が浅い
などして、炎症がひきにくくなっている場合ですね。
4:術者の口頭指示に従えない患者
幼児、聴力に問題、集中できないなどですね
これは別のテクニックを使います。
5:目の手術後や目に外傷をおっている患者
これは環椎後頭関節や環軸関節のテクニックを行う時に、
目の運動を用いて施術します。
ですので、この部分に手術歴があると、不十分な効果や
出血してもいけませんので、禁忌です。
別のテクニックを用います。
以上が禁忌です。
そんなのもできないの?と思われたり、
そこまで考えるのか?と思われた方もいると思います。
ですが、これらを考慮するからこそ、
オステオパシーなのです。
次に検査での表記の仕方がオステオパシーは独特ですので、
復習しておきます。
例えば、胸椎の5番に制限があるとした場合に
オステオパシーでは以下のように表記します。
胸椎5番 5ERSr
これを訳すと第5胸椎 右回旋側屈伸展病変となります。
第5胸椎が右回旋、右側屈して、伸展状態で固定され、
そちら方向へは動ける状態と表記しているのです。
という事は、左回旋、左側屈、屈曲方向に
制限があり、そちらに動けない。
つまり左回旋、左側屈、屈曲制限と
考える事ができます。
うーん。ややこしい。
もっと専門的に言うと、
ERSは屈曲位で同側のファセットが開かない。
FRSは伸展位で対側のファセットが閉じない。
うーん。
しっかりと模型を使ってイメージしないと
わかりませんね。
ですがこれがわからないと、
制限がわかっても、治療方向がわからない?
と言うことになりますので、きちんと理解しないといけません。
しかもこれは胸腰椎の状態ですので、
頸椎や仙骨が問題となる場合もありますので、、、、
さぁ、今日も頑張りましょう!!!
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