おはようございます。
以前投稿した大脳基底核のお話の続きです。
以前のお話はこちらから
前回、大脳基底核について
はっきりとした機能が明確化されていない
という事を書きましたが、
その後、こちらのサイトで機能分類が
されてあるのを見つけました。
こちらです。
https://www.akira3132.info/basal_ganglia.html
まだまだぼやっとしている！！！
と突っ込みたくはなりますが・・・
かなり明確化はしました。
本当はそれぞれの核の役割が
わかると良いのですが、
黒質との違いがはっきりとしました。
今日は、発生学から大脳基底核を
見ていきたいと思います。
発生学を学ぶと、施術や検査、症状の裏付け
などのヒントがたくさん貰える。
師匠からの受け売りです。
今回もプロメテウス解剖学 脳編
良い本です。書いましょう！！！
から抜粋して学んでいきます。
まずは、脳の発生ですが、
以下の順で、発生と発達をしていきます。
a：胎生２ヶ月はじめ
b：胎生２ヶ月末ごろ
c：胎生３ヶ月
d：胎生７ヶ月
最後に、
分類を整理すると、
赤色が終脳・・・いわゆる脳みそと言われて、
イメージしやすいところでしょうか？
黄色が間脳
青色が中脳
水色が小脳
灰色が橋と延髄
という色分けです。
これで見ると、眼球は直接脳から
形成されているのがわかります。
しかも、終脳ではなく、間脳から
発生してくるのです。
う〜ん。知りませんでした。。。。😩
勉強になります。
さらに発生を細かくみると、
こんな感じです。
こう見ると、間脳から視床が発生する。
視床は以前ブログにも書きましたが、、
視床のブログはこちら
https://life-osteo.jp/blog/1410/
https://life-osteo.jp/blog/1415/
https://life-osteo.jp/blog/1419/
色んな感覚の中継地点になっています。
つまり、感覚の中には視覚もあるので、
眼球がそこから発生するのも、
これを見てしまうと頷けます。
また、胎生２ヶ月目〜３ヶ月目で
劇的に形とその大きさが変わって
いきます。
つまり、その時期はすごく大切な時期
と考える事ができます。
ここでいう大切な時期は赤ちゃんも
そうですが、忘れがちですが、
お母さんにとっても大切な時期なんです。
この時期は、母体にも大きな変化が
出る時期でもあります。
つわりを連想された方も多いのでは
ないでしょうか？
ある分野では、母体へと体が変わっていく
時期への反動とも言われますし、
つわり自体は無いと言う方もいます。
いずれにしろ、この時期につわりが
始まり、感じ始める方も多いはずです。
話を戻して、
大脳基底核は終脳から発生している
と言う事がわかります。
つまり、大脳基底核へのアプローチは
大脳皮質へのアプローチになると言う事が
予測されます。
つまり、視床とは別系統の検査、施術が
必要になる。。。。
以前から取り組んでいる視床のテクニックだけでは
解決されない。
感覚系の問題の切り口がこの辺にありそうです。
さぁ、今日も検証と実証を
試しつつ、頑張りましょう！！！
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