投げるときに肩が痛む → ほとんど股関節

おはようございます。

 

今日は症例報告

 

タイトルにありますように

 

症例は野球をやっている方、

 

このところ、こういった症状の方の来院が多く、

 

そして!!!

 

その患者さんのほとんどが、

 

投球動作時の痛みなんです。

 

投球動作は、テイクバック、加速期、リリース、フォロースルーと

 

大まかにですが4つの運動に分類できます。

 

5つに分ける分類もありますが、、、、

 

私は4つに分けています。

 

そして、圧倒的に問題が多いのが、加速期

 

肩が痛い方はここに集中します。

 

リリース時は肘関節に痛みが生じる方が多い気がします。

 

今回の患者さんも加速期で痛みが生じています。

 

早速、検査を行っていくと、

 

右股関節が硬い。堅い。固い!!!

 

左股関節がしっかりと可動しているだけに目立ちます。

 

ちなみにこちらの方は、右投げ右打ちでした。

 

この加速期に痛みがあるという方、

 

実は・・・・・

 

軸足の股関節が硬いという方(=肩)が多いのです。

 

股関節が硬くなる要因は様々ですが、

 

股関節が硬くなると、肩に負担が生じるには、

 

共通のような気がします

 

股関節の制限の状態から、筋膜、骨膜、

 

及び血管やリンパ、それらのテンションから、

 

制限部位を絞りますと、、、、、

 

右足の立方骨へ引かれます。

 

ここを解除すると、だいぶ痛みが減りました。

 

加えて、股関節が柔らかくなりました。

 

かなり、可動しました

 

ですが、ここで、ブリッジ動作を行ってもらいます。

 

しかし、、、、、

 

全然、上がらない。

 

上がるのですが、、、、低い・・・

 

つまり、大臀筋(股関節の伸展筋群)が弱っている・・・・

 

もしくは、上手く使えていない・・・

 

早速、運動の促通を行うと・・・

 

だいぶ高くお尻が上がりました。

 

ここで、投球動作を行ってもらいました。

 

すると、

 

痛みがない!!!

 

これには、驚かれたようです。

 

だって、肩は検査でしか触っていないので、

 

そこに驚かれたようです。

 

そして、ある程度、統計的にもわかってきた事ですが、

 

股関節の動きと肩の動きは、非常に相関関係が高いです。

 

ここのケア、トレーニングが、

 

投球動作のパフォーマンスにつながるのは、間違いない。

 

投球動作で悩んでいる方には、急がば回れ。

 

ぜひ、この部分をみて下さい。

 


 

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